髪質改善トリートメントとか酸熱トリートメントとか呼ばれているケラチントリートメント。
最近すごくはやっていて、どこの美容室でも見かけるかと思います。
でも大抵1〜2万円するお高いメニューなので、「実際のところどんなメニューなの?」って尻込みしている人も多いはず。
湿度の高い日にうねりまくる髪質にはたまらない、魅惑のトリートメントなんですよ〜!!
今日はそんなケラチントリートメントについて簡単に解説します。
縮毛矯正しようとしたら薦められた!ケラチントリートメントってなに?
わたしがケラチントリートメントの存在を知ったのは、「ストパーして毎日のスタイリングを楽にしたい!」と美容師さんに何度も訴えたとき。
それまでは矯正するほどのクセ毛じゃないからと断られ続けてました。
が、何度目かで「じゃあケラチントリートメントやってみますか。」となり、ハマることになります。
ケラチントリートメントとは、強い薬剤を使わずにある程度クセ毛を伸ばすことができる、魔法のトリートメント。
縮毛矯正ほどピシーッとはなりませんが、ふんわり優しいストレートヘアに仕上がります。
そしてどんなに傷んだ髪でも施術できるので、めちゃくちゃ使い勝手がいい!
クセ毛が弱いとこんな理由で効果的
わたしみたいに「ストレートパーマで髪を傷めつけてまで真っ直ぐにするべきクセ毛ではない」と美容師さんに判断される人は少なくないようです。
まぁスタイリングのうまい美容師さんなら多少のクセ毛で扱いに困ったりしないよね。
でもこっちは素人。しかも毎日クセ毛と向き合わなきゃならない。
そんなとき、ケラチントリートメントなら髪を傷めず長い間クセを伸ばせるので効果的です。
クセ毛が強くてもこんな理由で効果的
ケラチントリートメントはあくまでトリートメント。頑固なクセ毛まで伸ばすことはできません。
じゃあなぜクセ毛が強い場合にケラチントリートメントが効果的なのかというと…縮毛矯正との併用になります。
つまり例えば定期的にかける縮毛矯正の年間6回のうち2回をケラチントリートメントに置き換えるのだそう。
縮毛矯正は強力な薬剤なので傷むけど、ケラチントリートメントは元々髪にあるケラチン+美容成分を注入するので傷まない。
つまり縮毛矯正と置き換えてダメージを抑えよう!ということなのです。
「今回は傷みがひどいので縮毛矯正はムリです」って場合にも、ケラチントリートメントで代用してクセ毛を軽減させられます。
ケラチントリートメントと縮毛矯正の違い
ケラチントリートメントと縮毛矯正の違いがひとめでわかるよう、比較表にしてみました。
- クセ毛を伸ばす力が弱い
- 根元がペチャッとしない
- ハイダメージ施術OK
- 1〜3か月で元に戻る
- 施術時間1時間
- クセ毛を伸ばす力が強い
- 根元がペチャッとする
- ハイダメージ施術NG
- 1度かけた部分はずっとストレート
- 施術時間2時間
広がり・うねり対応でツヤが出る点はどちらも同じ。
価格もお店によって大きく違いますが概ね同じくらいです。
ケラチントリートメントの効果と方法
- STEP1シャンプー髪の状態をみてからシャンプーします。この後浸透させるケラチンに影響を及ぼさないよう、ラウリル硫酸の入っていないもので洗います。
- STEP2トリートメント塗布ケラチントリートメントを髪の内部まで浸透するように塗りこみます。ケラチンタンパク質を補うことでうねりが軽減、髪にまとまりが出てハリツヤが蘇ります。
- STEP3加温ラップで密閉した状態で約30分間加温します。時間をおいてじっくりと浸透させます。
- STEP4洗浄クセが伸びているかチェックしながら、しっかりと洗い流します。
- STEP5膨潤作業熱を加えてケラチンタンパク質を髪の中で膨らませます。ダメージを負ってスカスカの髪をケラチンで埋める作業です。
- STEP6仕上げよく乾かしてスタイリングすれば完成です。ケラチントリートメントに保湿成分も入ってはいますが、足りないときはヘアオイルなどを使います。
ここまでの工程でスムーズにいって約1時間。
実際には他のお客さんの施術の合間をぬってやられたりするので、もっとかかることもあります。
ちなみにわたしが通っているところでは、ナプラのビジュロワが仕上げに使われています。
▶︎関連記事:美容師さん推薦!ナプラビジュロワオイルで微妙なクセ毛も憧れのツヤサラ髪に
ケラチントリートメントのメリット・デメリットまとめ
効果は抜群なケラチントリートメントですが、デメリットももちろんあります。簡単にまとめてみますね!
ケラチントリートメントのメリット
- ストパーNGなハイダメージ毛でもかけられる
- トリートメントの中では比較的持続性が高い
- うねりが伸びるだけでなくコシが出る
- 髪の乾く時間が早くなる
これ以上傷まないので髪がどんなにボロボロでも施術できるところが素晴らしい!
常日頃クセ毛に悩まされていないのなら、湿気の高い夏にだけピンポイントでかけるのもおすすめです。
ケラチントリートメントのデメリット
- トリートメントの中では高額
- 施術に1時間はかかる
- 仕上がりが美容師さんの腕で左右する
- クセ毛矯正力はストパーに比べると弱い
ケラチントリートメントはあくまでトリートメント。
形状を記憶させるようなパーマではありません。
強制力の弱さ=根元がぺったりならずに自然、とポジティブに捉えられる人だけにしておきましょう!
市販のケラチントリートメントを使って自宅でやるという手も!
やってみたいけど高額・時間がかかるなどのデメリットが気になって手を出しづらい…。
そんな堅実なあなたには自宅用ケラチントリートメントがおすすめです。
普段のトリートメント代わりに使って洗い流すだけの簡単仕様だから、仕上がりに差が出にくく費用も安い!
わたしが愛用している琴髪は1本2980円で約5回分。
1回あたりになおすと600円しないので、プロカリテ みたいなセルフストパー剤よりチョイ安ですね。
こういうやつ。プロカリテ。
実際美容室でのケラチントリートメントからセルフに切り替えたわたしのレビュー記事はこちらをみてね。
▶︎参考記事:セルフケラチントリートメントの導入で年間出費が5万円近く抑えられた話
特徴を把握してケラチントリートメントを活用しよう!
- 髪を傷めずハリツヤ復活
- 自然にクセを伸ばして広がらせない
- そこそこの持続性
- 美容院が高ければ自宅でもできる
メリット・デメリットをキチンと理解すればこの上ないくらい頼もしい味方です!
色んな事情で縮毛矯正やストレートパーマを諦めていたあなたも、ケラチントリートメントで真っすぐツヤ髪を手に入れましょ。
コメント