海外ではそんなロマンチックなおまじないがあるようですが、現実はそんなに綺麗じゃない。まつ毛が1本でも抜けたら、ただでさえまばらでぼやけた目元が更に老け込んでしまう。
人間の約50%は目元で年齢を判断するといいます。アラフォーという微妙な年代のわたしには大問題ですよ。
そこで今回はまつ毛が抜ける原因と対策を1記事にまとめてみました。どうぞご活用ください。
まつ毛が抜ける原因は主に5つある
まずはまつ毛が抜ける原因の解明から!
自分に当てはまるものがあるかどうかチェックしていきましょう。
まつ毛が抜ける病気の可能性?
まつ毛が抜けてしまう病気がいくつかあるようです。
おかしいなと感じたらお医者さんへ!
薬の副作用
抗がん剤を始めとした強い薬の副作用によって、まつ毛が抜けてしまうことがあります。
服用をやめれば大抵はおさまるらしいです。
円形脱毛症
円形脱毛症といえば頭の毛に起こるイメージですが、実はまつ毛や眉毛もその対象に含まれていることはあまり知られていません。
皮膚疾患
アトピー性皮膚炎のような皮膚が痒くなる症状のせいで搔きむしり、まつ毛が抜け落ちてしまいます。
皮膚は心の鏡というように、アトピーだけでなく皮膚疾患はストレスが大きく影響しているようです。
単に毛周期の抜けるサイクルに入っただけ
まつ毛も髪みたいなもので、毛周期が存在します。
成長期〜退行期〜休止期を大体1か月〜3か月でグルグルしているのが正常な状態です。
- 成長期…まつ毛が生えて長く伸びていく期間
- 退行期…成長がストップした期間
- 休止期…毛が抜け落ちる期間
このうち休止期ばかりが気になってしまっているだけの可能性。まつ毛が1日数本抜けるだけならごく当たり前のことなので、気にする必要はありません♪
無意識にやってない?まつ毛をいじめる4つの習慣
無意識に自分でまつ毛をいじめてしまっている可能性があります。まつ毛のいたわり方なんて、誰も教えてくれないし。
本人が意識していないところで起こっているので気づくのも直すのも大変ですが、自分の行動を振り返ってみましょう。
過剰クレンジング
目元はアイシャドウ・アイライン・マスカラにハイライトなど、メイク密集地帯なのでクレンジングも頑張りがち。
対策としては以下の3つが考えられます。
うつぶせ寝・横向き寝
うつぶせ寝・横向き寝についてはマツエクサロンでも言われますね〜。
マツエクが外れる1番の原因は、うつぶせ寝・横向き寝なのだそう。目元の圧迫が原因なのだから、まつ毛にも負担がかかっていることは間違いない。
おかしな体重のかけ方により顔がゆがむ原因にもなるので仰向け寝を心がけたいところですが、睡眠中の出来事なので難しいところです。
癖で目をこする
目をこするとまつ毛が抜けやすくなるだけでなく、色素沈着はもちろんのこと、目元のシワの原因にもなるし、眼球が正常な位置からずれて脱臼することもあります。怖い…!
まつ毛だけでなく目全体の問題が起きてしまうため、徹底してやめるべきです。
間違ったビューラー
カクッカクッと力一杯角度をつけてビューラーしていませんか?
本来ビューラーは小刻みに何度にもわけてなだらかなカーブを描くように使うもの。繰り返し力を込めてビューラーしていると負荷に耐えきれずまつ毛が根元から抜けたりちぎれてしまいます。
毎日やらなくちゃいけないアイメイクによるダメージ
アイメイクによるダメージがかなりの曲者で。毎日やる女性が多いですから、避けようがないんですよね。
まずはまつ毛メイクの種類とダメージの大きい順に見ていきたいと思います。
1位:ビューラー+つけまつ毛
「ツケマなんてまつ毛の上に貼り付けているだけで、まつ毛自体に負担なんてかかってないでしょ?」
こう思う人多いんじゃないでしょうか?
実はそんなことありません。
まつ毛自体に直接負担はかかっていなくとも、そのまつ毛を生やす土台にダメージがいっているんです。ツケマをつけた状態でまぶたを持ち上げる負担1年分はなんと、約95kgの力士を1㎝持ち上げるのと同じだけ!
更にはツケマを外す際にピリッと引っ張ってとる人が殆どなため、その時の負担がとんでもなく大きく、ダントツの1位となりました。
ツケマと自まつ毛を馴染ませるために欠かせないビューラー使いも負担量を大幅に増やしています。
2位:ビューラー+マスカラ
最近また利用人口が増えてきたマスカラ。マスカラをつけることというよりは、クレンジングによる負担が大きいようです。マスカラを落とす際にかかる負担1年分は、まぶたで約168kgのものを1㎝持ち上げるのと同意義です…。
そしてツケマと同じくマスカラにも欠かせないビューラーがまた、負担量を増幅させています。
3位:まつ毛パーマ
パーマを当てるなんて結構ダメージくらうんじゃ?と思ってしまいますが、意外や意外そうでもありません。
確かにまつ毛の根元までしっかりとパーマ液を浸透させるため負担はあるものの、毎日のビューラーに比べたらマシのようです。
ただお店の力量によるところが大きいので、技術力の高いスタッフさんに出会えればって感じです。
4位:マツエク
マツエクをつけたまぶたの1年分の負担は、約61kgのものを1㎝持ち上げるくらいの仕事量。
ツケマやマスカラの負担がすごすぎて、マツエクとかフェザー級じゃん!って感覚が麻痺してくるから不思議です。
でもまぁマツエク中の常にまつ毛に重さが乗っかっている感じ…あれが負担にならないはずがないですよね。根元にマツエク用のノリもついているし。
アイメイクを諦められないわたしたちができる脱毛対策
あれこれ原因を挙げてはきましたが、そんなこと言ったって毎日のアイメイクは欠かせません。多分一生続けていくでしょう。
そこでアイメイクしながらできる脱毛対策をまとめてみました。
生活習慣を見直す
クレンジング・寝方・こする癖・強引なビューラー。この4つのうち、改善できるところだけでも改善しましょう。
意識して直すことができるクレンジングとビューラーから手を付けるのが良さそうです。
ビューラーを見直す
ビューラーを使わずにはいられない女子が多いでしょうから、ビューラーそのものを見直しましょう。
- 自分のまぶたのカーブに合っているか
- 綺麗な状態を保てているか
- ゴムをきちんと交換しているか
- ビューラー自体が使い込みによりグラグラしていないか
目元に使う器具なので、除菌ティッシュで拭くなどの衛生管理が必要です。
またテコの原理でかなりの重量負担がかかるため、そう長くはもちません。買い替え目安は2年を想定して作られています。
ゴムが凹んでまつ毛に過度の負担がかかる&カーブが合わず無理な力のかけ方をしているなら、すぐにでも買い換えましょう。
ビューラーさえ何とかすればだいぶマシになるはずです!
メイク方法を見直す
まつ毛にかかる負担を順番に並べると、こうなります。
まつ毛の抜けが気になってきたら、より刺激の少ないアイメイクに移行するのがオススメ。
マスカラは譲れない!というならウォータープルーフだけはやめるとか、マツエクなら本数を減らすとか。休む期間を少し設けるだけでも違ってきます。
まつ毛美容液に頼る
まつ毛美容液の導入が1番手っ取り早いです。だって、今まで通りの生活に1アイテム足すだけでいいので。
もちろん他の対策と組み合わせる方が効果は大きいですけど!
顔や髪の毛をお手入れするのと同じように、まつ毛にも美容液を塗ってあげれば今あるまつ毛を守り、新しく生えてくるまつ毛を強くすることができます。
最近では保湿や栄養補給だけでなく、育毛成分の入ったほぼ育毛剤なまつ毛美容液も増えてきました。
色々試して自分にあったまつ毛美容液を見つけてみてください。
最新の育毛成分2種類が入ったまつ毛美容液ディアモストアイラッシュについてはこちら。
まつ毛が抜ける原因と対策がわかれば、あとは実行するだけ
毛周期の話をしたように、1度弱くなったまつ毛を修復するには、どんなに短くても1か月〜3ヶ月かかってしまいます。
というか次のヘアサイクルから即再生!なんて都合の良いことはありえないので、2か月〜6ヶ月は見た方が良いです。
多少面倒くさくても、半年後の自分のためにちょっと頑張ってみましょう!
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